内藤忍氏の10/23付けアゴラ記事「『専門家』の予想レンジの存在価値」へのコメントです。
専門家の予想は、当然幅があるのですが、終わった後で集計すれば、プラスマイナスがおおむねバランスしている場合が多いのですね。これがつまり、専門家の予想の意味というものです。
つまり、事態が予想よりもプラスで推移したのか、マイナスで推移したのかを知るには、予想値がなくてはいけない。そして普通は、おおむね予想通り推移しており、突発事態が生じた場合に予想を大きく外れた動きをする、ということですね。
突発事態が生じたなら、様々な計画を見直さなくてはいけないわけですから、これを検出できるのは意味が多い。専門家が軒並み予想を外した場合には、経済新聞の一面に、何か記事が出てくるわけですね。
もっとも予想レンジの多くは、政府発表数値の予想で、これが大方の予想を上回るか下回るかで株価が多少動く程度のものが多いのですが、株取引をしている人には大事な情報です。この場合には、専門家がいかに予想を外すかを、読まなくてはいけません。
がんばれかぶ。よいしょ。よいしょ。