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メリットは後からついてくる

城繁幸氏の11/10付けアゴラ記事「学びなおしなんてやって何かメリットあるの?と思ったときに読む話」へのコメントです。


やる気のある人が身近にいれば、俺も一丁やったるかと思うけど、そうじゃない人にはなかなか難しいですね。私の場合、幸いにもそういう人がいたのでやったし、私を見て誰かがやってくれたら応援するつもりだったのですが、後に続く人は現れませんでした。

元々の動機は、研究所に勤務していて、研究管理のあり方と情報技術の利用に大いに疑問を感じていたから。まあ、社会を見て、2チャンネル的アナーキーな場に代わる、信頼性の高い場ができればよいと思っておりましたが、こちらはプランB。やらずに済んだことは、幸いともいえるけど、後にザッカーバーグ氏が出てきたときには、小さく舌打ちなどしたものです。私がやって当てたかどうかは怪しいが、、、

で、MBAをとったら本社兼務でRD戦略を見させてもらったし、PhDをとったら研究所長にしてくれた。たまたまかもしれないけれど、海外の技術志向の企業と付き合うときは、PhDがあると話を聞いてもらいやすい。大いに役に立ったものです。

とはいえ、それは短期間、すぐにそのビジネスから撤退の仕儀と相成り、希望退職を募ったのですね。で、真っ先に応募して割増退職金をゲット、払った授業料は何倍にもなって戻ってきたし、資格が奏功してか再就職もスムーズ、前職を上回る年俸もいただきました。

私の場合は休職などせずに、フレックス勤務の範囲内でやったのですが、本来管理職は勤務時間を自分で決めればよい立場。関係部署に迷惑をかけないよう、事前に手回しをしておけばよい話なのですね。社会人コースは夜学と週末が基本。結構きついけど、何とかなります。そして得られるものは大きい。それが私の感想です。頑張ってください。


他の肩のコメントに返信を入れておきました。

星光

逆に3割の人が学びなおしたをしたことはないがしてみたいと思っているのなら、かなりの割合ではないかと思うのだが。

ネガティブな方向に話を持っていくのがメディアの悲しい性なのか、単に、TV朝日の報道姿勢なのか。


瀬尾 雄三

あ、もちろん、こういうことをやるのは、そうそう大勢じゃなくても構いません。

一般的な法則として、リーダー的な5%ということが知られております。どんな社会でも、リーダー的な人は全体の5%程度。その他は後をついていく一般的な人ということになります。

社会は、そのリーダー的人物をきっちり育てておけばよいのですね。そして誰がそのリーダー的5%に該当するかどうかは、本人が自覚すること。他人がどうこういうことではないです。

大事なことは、これを自覚した人を社会は応援すること。それが社会にも、その他の人びとにも、幸せをもたらすことになります。やっちゃいけないことは、足を引っ張ったりすることなのですね。

まあ、その手のマイナス側のことばかりやる人が多いのが、日本社会の問題点であるともいえるのだが、、、

1 thought on “メリットは後からついてくる

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