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核ミサイルに勝てるビーム兵器

石破茂氏の11/20付けアゴラ記事「北朝鮮のミサイル発射に対する与党議員の責任」へのコメントです。


我々の反撃能力も一朝一夕にして得られるものではなく、法的な整理と装備品の開発・取得は、今までのやり方を根本から改め、少しでも早い能力の具備に努めねばなりません。

実は日本もそうそう馬鹿にしたものでもなく、マイクロ波を発射する技術に関しては世界でも一二を争う存在なのですね。国際協調で開発を進めている核融合炉プロジェクトITERに、加熱用のマイクロ波発生管を供給できるのは、我が国とロシアだけという現実を考えたほうが良いでしょう。

マイクロ波によく似たものにレーザがあるのですが、マイクロ波の最大の特徴は、巨大なエネルギーの波動が安価に得られること。家庭用の電子レンジ用マグネトロンでもkWクラスのエネルギーは発生できる。レーザでこれをやろうとすると大変なのですね。

ジャイロトロンと呼ばれる強力なマイクロ波発生管が放出するビームは、離れたところにプラズマを発生させることもできるくらい強力なもので、これでロケットを無燃料で飛ばそうなどという提案もなされている。敵ミサイルにこれをぶち当てれば、爆発まではしないにしても、おそらくは電子回路は破壊され、コントロールを失うはずです。http://www.al.t.u-tokyo.ac.jp/mwp/ja/research/research01a.html

これを搭載した高高度爆撃機なり硬式飛行船を仮想敵国の国境付近に回遊させて、ミサイルの発射があった場合、敵国内で破壊する。これが最も効果的で、半島西岸から発射されたミサイルならピョンヤン上空で破壊することも可能なはず。まあ、このくらいのことは、ひそかに開発しているのかもしれませんから、あまり詳しい話はしない方が良いかもしれませんけど。

1 thoughts on “核ミサイルに勝てるビーム兵器

  1. Mitsunori mi.mino

    波動砲あるいはメガ粒子砲、アムロ付きのガンダム

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