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成り成りて成り余れる夜間電力

屋山太郎氏の12/16付けアゴラ記事「原発推進を謳う」へのコメントです。


かつて我が国の原子力発電が盛んな頃、夜間電力が余剰となるという問題がありました。このため、揚水発電所を建設したり、夜間電力でお湯を沸かす電気温水器の普及などが進められたのですね。

で、この時の深夜電力料金が7円/kWh程度で、昼間の料金25円/kWhの1/3以下でした。原発の電気が安いといっても、安売りしている夜間の発電分を含めたコストだったのですね。

太陽光発電は、たしかに出力が一定しない、夜間に発電しないという問題があります。でも原発は逆に、出力一定で発電しないと経済的でない、夜間電力が余るという問題があります。

ふーむ、どうすればよいかな? 古事記には、こう書かれております。世界最古のポルノかもしれないのですが。

吾が身は成り成りて、成り余れるところ一処あり。この吾が身の成り余れる処を、汝が身の成り合はざるところに刺し塞ぎて国土生みなさむと思ふはいかに。(我が身が成長した結果、出来過ぎたところがある。あなたの身の不足しているところに差し込んで、国をつくろうかと思うのだけど、どうですか)

1 thoughts on “成り成りて成り余れる夜間電力

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