岡本裕明氏の12/29付けアゴラ記事「国家による挑発は何を目的としているのだろうか？」へのコメントです。
ドローンを打ち落とす専用兵器として「ドローンガン」というものがすでに開発されているのですが、これを使ったというニュースをあまり聞かないのはなぜでしょうね。https://www.cined.com/jp/dronegun-capable-of-taking-down-a-dji-phantom-from-1-2-miles-away/
ドローンは、安くて、量産され、小さいですから、打ち落とすのにミサイルを使ったのでは大損で、味方のミサイルが無くなってしまいますし、銃で撃ち落とすのも至難の業なのですね。
でも、電波でコントロールしている、すべては電子回路頼みですから、電磁波に弱い。強力な電磁波を外部から作用させると、コントロールを失い、プログラムに従って基地に帰るか、その場に着陸するか、電波を再び受けるまでホバリングするしかありません。
で、日本はこのマイクロ波を発射する技術で世界を凌駕している。一つには、宇宙太陽光発電といって、日光を遮るもののない宇宙空間で太陽光発電して、得たエネルギーをマイクロ波で地上に送る研究が進んでおり、すでに送受信の実機テストは行われている。もう一つは、核融合のプラズマ加熱用の「ジャイロトロン」と呼ばれるマイクロ波発生管で、これは既にITERに納入されております。
ならば話は簡単。この手のビーム兵器を艦船、地上基地などに配備し、ドローンがやってきたら打ち落とせばよい。電波が十分に強ければ、航空機やミサイルの電子回路も破壊できるはずで、いろいろな可能性をあらかじめテストしておくことも無駄ではないのですね。まあ、いろいろとやられることをお勧めします。
たぶん私の書き込みに対するご意見だと思いますので、返信を入れておきました。
田隈泰信
素晴らし兵器ですが、軍事機密の漏洩になりませんか。
瀬尾 雄三
ここまでは公開された情報ですので大丈夫です。
三菱重工のマイクロ波送電（10kW）：https://www.mhi.com/jp/news/1503125626.html
ジャイロトロン（最近は京大発ベンチャーに移ったのかな？）：https://www.qst.go.jp/site/press/20210528.html
この手のものを準備しているそぶりをするだけでも、北鮮、ロシアへの圧力になるでしょう。
がんばれ