中村仁氏の1/17付けアゴラ記事「新聞・テレビ報道がつまらなくなってきたのには訳がある」へのコメントです。
2022年版報道の自由度ランキングで日本は71位。我が国のテレビ新聞がイエロージャーナリズム(日本語では赤新聞)から抜け出していないこと、世界の常識となっております。https://eleminist.com/article/2111
我が国のジャーナリズムは、権力にすり寄ることで利益を得ている。記者クラブや特定記者へのリーク、テレビと新聞のクロスオーナーシップ制、テレビの県域免許制、国有地の払い下げなど、報道各社と公権力との癒着ぶりは先進国にはあるまじき姿です。
こういうのを見てしまいますと、ジャーナリズムの権力批判にしたところで、ある種の強請・集りの一種のようにすら思えてしまいます。昔、総会屋が良く使っていた手ですね。
そういえば、黒川検事長と自社の記者が賭けマージャンしました、ごめんなさいという朝日記事は、なぜかコロナの自粛期間中にやったのが悪いような書きっぷりですけど、MOF担による大蔵省職員パンしゃぶ御接待と似たり寄ったりの一大スキャンダル。これでどこかおかしいと思わないのがおかしい。https://www.asahi.com/articles/ASN5P6KFYN5PULZU018.html
つまりは、そういう存在であるのが我が国の報道機関の実態と考えるしかない。これに多くを期待するのは、最初から間違いというものです。まあ、面白ければそれでよし、でよいのではないでしょうか。たかが、新聞、テレビだし。で、つまらないと? う~ん、、、
ジャーナリズム宣言んんん