田原 総一朗氏の2/18付けアゴラ記事「ロシアのウクライナ侵攻から1年、停戦への道はないのか」へのコメントです。
ウクライナの終戦には三つの道があります。停戦調停、ロシアの勝利、ウクライナの勝利、の三つですね。欧米がウクライナに最新の戦車を提供しようというのは、この第三の道による終戦が早期になされることを願っているのでしょう。
そもそも、ロシアに利を与えない限り停戦調停はあり得ず、他国に武力侵攻したロシアの行為を否定する以上、彼らにそうそう利を与えるわけにもいかない。むろん、ロシアの勝利など論外なのですね。
ならば、可及的早急にウクライナの勝利が得られるようにすることが、人的損失を最小にする道ではないでしょうか。
ウクライナに大量の戦車を供与しても、ただちに戦争が終わるわけではない。
枝野さんみたいなお言葉ですが、だれも『ただちに戦争が終わる』などとは考えていないでしょう。でも、何もしないよりは早期に終わるだろう、ということ。現実に選べる道は、必ずしも理想的なものではない。でも、それが可能な最良の道であるなら、これを選ぶことは間違いではないはずです。
がんばれウクライナ