手塚宏之氏の2/23付けアゴラ記事「新聞が報道しないバイデン大統領演説」へのコメントです。
米国が世界最大の天然ガス・石油産出国であることはよく知られたところであり、ロシアのウクライナ侵攻後は、米国市民もガス・石油の増産を望んでいたことは、昨年の杉山大志氏のアゴラ記事「米国民は温暖化対策より石油増産を望んでいる」でも伝えられておりました。https://agora-web.jp/archives/220514005511.html
本エントリーが伝える今回のバイデン氏の演説で石油会社を非難していることは、当然というよりも、今まで何をしていたのか、との感が強いのですね。
2022年の米国の天然ガス輸出量は、過去最大になりそうだとの報道もありました。まったく何もしていないわけではないのですが、それにしても、政府による発破の掛け方が足りなかったということではないでしょうか。
参考までに、前回ご紹介した原油と天然ガスの生産・消費量ランキングを再掲いたします。
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