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全てを解決する、豊かさの実現

アゴラ編集部の3/5付けアゴラ記事「めざまし8の報道で少子化対策は異次元の世代間対立に?」へのコメントです。


少子化には二つの原因がありそうですね。一つには、社会なり産業形態が高度に発達し、幼児の死亡率が激減する一方で、教育に時間とお金がかかること。もう一つには、経済が停滞していること、でしょう。

子供を育てるために、時間とお金がかかる一方で、将来の豊かさに自信が持てない。ならば、子供を作ることをあきらめざるを得ないわけですね。

で、多くの人が勘違いしていることは、将来の豊かさを保証するのは、終身雇用制度に守られた正社員になることだということ。だけど、正社員といえども日本経済が停滞したら、豊かさなど夢のまた夢になってしまいます。

現実は、この30年間、日本経済は停滞している。その原因の一つに、我が国の硬直した雇用形態があり、その故に、新しい技術にキャッチアップできない。情報革命を日本はモノにできていないのですね。

だから、少子化対策の重要なポイントは、日本経済を上向かせること。このためには、雇用規制を撤廃して人材の流動化を促進すること。セーフティネットの整備も、たぶん必要になるでしょう。日本経済全体を改善することなく、取り分を争うだけというのでは、全体が滅亡してしまいます。

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