コンテンツへスキップ

セブン&アイ、2005年の失着

岡本裕明氏の4/7付けアゴラ記事「セブン&アイの経営陣は何を苦しんでいるのか?:お荷物の2つの事業」へのコメントです。


では経営陣は何を苦しんでいるのか、と言えばシンプルにお荷物の2つの事業であります。
1つは百貨店事業。もう1つはスーパーマーケット事業(イトーヨーカドー)であります。

2005年のセブン&アイへの経営統合は何だったのか、ということですね。

子が親を超えて成長する。これは、望ましいことだし、企業の場合もそうだと思うのですね。少なくとも子会社の株式を公開しており、親会社以外にもホルダーがいる場合に、子会社を親会社の利益だけのために使うことは、フェアなやり方ではない。

そういう意味で、まっとうなありかたをしている企業の例に、「富士電機」がありました。富士電機の子会社である「富士通」はコンピュータの世界で親会社を上回る存在感を示し、富士通の子会社である「ファナック」も優良企業として独自の成長を遂げた。

何が違うのでしょうね。文系と理系の差かな? しかしアンフェアなやり方をしても、結局は駄目な部分は邪魔者扱いされるし、切られてしかるべき存在になってしまう。企業の内部といえども、他の部分に依存するのではなく、それぞれが存在理由を示していかなくてはいけません。

1 thoughts on “セブン&アイ、2005年の失着

  1. Mitsunori mi.mino

    イトーヨーカ堂をきょうもいってきたよぉ

コメントは停止中です。