衛藤幹子氏の5/4付けアゴラ記事「人口減少、悲観する必要はない」へのコメントです。
我が国のホワイトカラーの生産性は、先進国と比較して一桁低いと言われております。これは、情報技術の進歩に合わせた業務処理がなされていないためで、この部分を改善することで生産性の一桁の上昇が可能となる。逆に言えば、1/10の要員で業務を回せることになります。多少人口が減少しても恐れる必要はありません。
ただし、人口減でもなんとかなる、その条件は、情報技術をきちんと使いこなすことが大前提だし、ホワイトカラーの大多数がそのようなことのできる人たちである必要があります。
減った人口でも、やっぱり「働かないおじさん」が多かったら、日本は全滅してしまいます。これを避けるためには、教育カリキュラムを改善すること、働き方改革をすること、ぶっちゃけて言えば、終身雇用制の廃止を考えなくてはいけない。
種々の困難さはあるとはいえ、それさえ克服すればバラ色の未来が待っている。現在の生産性が低いということは、改善の余地も大きいということ。人口減を生産性向上でカバーできるなら、人口が減って一人当たりの国土や天然資源がゆったりと使える環境下で、以前よりはるかに高い所得を得ることができる。
悪い話ではないように思いますけどね。
あいあいあいあいが足りない。
愛も、AIも必要