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解決策も豊富な『2040年問題』

アゴラ編集部の5/14付けアゴラ記事「あらゆる面で日本が行き詰まる『2040年問題』ってなに?」へのコメントです。


未来は現在の延長線上にあるのだけれど、新しいエネルギー技術の開発や情報技術の応用に関しても進展するわけで、こちらを無視しては、やたらと暗い未来しか描くことができません。

まず、情報技術に関しては、我が国ではその利用が遅れている。であるがゆえに、1995年以降のGDPの伸びが全然ない。情報技術は特にホワイトカラーの生産性の向上に寄与し、一桁あげるなどという人もいるのですが、まあ、数倍(2~5倍)程度には改善されるでしょう。

生産性が上がるということは、同じ時間仕事をしていても生み出す価値が増えるということ。少ない人数で多くの価値が生み出せる。人材不足は問題にならないのですね。また、3倍の価値を生み出すなら、所得を3倍にすることもできる。所得税も自然に増えるし、たぶん消費税も増えるでしょう。社会保障費の問題も解決です。

エネルギーに関しては、核融合が早ければ2030年代、遅くとも2050年ごろには実用化する。それ以外にも、安全な原子炉の開発も進んでおり、2040年代にはエネルギー問題も地球温暖化も解決されるでしょう。

その他に、何か問題はあるのでしょうか? もちろん、地震とか津波とかはあるだろうし、中国ロシア北朝鮮が何かやらかす心配もある。これに関しては、我が国の災害耐久力を改善し、防衛力を増しておく。まあ、こういったところは、普通に地道にやっていけばよいと思いますよ。

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