岡本裕明氏の5/14付けアゴラ記事「強盗をする若年者の心理:なぜ考えない人間が生まれたのか?」へのコメントです。
一方、実行犯ですがSNSあたりの闇バイトで応募した若者が主体のようです。捕まっているニュースを見ても反省の顔色が見えない若者もずいぶんいます。
最近の事件は、これに尽きるでしょう。つまり、SNSの発達がこの手の「闇バイト」を誘い、凶悪犯罪を多発する結果を招いているのであって、「明日に向かって撃て」や「三億円事件」とはさしあたり別の次元の話だと考えたほうが良い。
インターネットがこの手の事件に結びついた例につきましては、木澤佐登志氏の「ダークウェブ・アンダーグラウンド 社会秩序を逸脱するネット暗部の住人たち」に多数の例が挙げられております。この本、2019年の出版と新しいのですが、紙が硬くて、えらく読みにくい本です。キンドル版がお勧めかもしれません。ソフトカバー本よりも高いのだが、、、
ダークウェブといえば、Cheenaさんの「ダークウェブの教科書 匿名化ツールの実践 (ハッカーの技術書)」の方がお勧めかもしれません。こちらも2019年の出版で、このころがネット犯罪が新たな展開を見せた画期であるのかもしれません。
Cheenaさんは、いわゆる「ホワイトハッカー」で、ネットの悪用を防ぐ側なのですが、窃盗事件や著作権侵害の方に特化されている様子ですね。さすがに、粗暴犯に立ち向かう、なんてことをやりますと、命がいくつあっても足りません。この手のことは専門家に任せましょう。
困ったもん