濱田浩一郎氏の6/11付けアゴラ記事「プール撮影会を中止に追い込もうとする日本共産党埼玉議員団への違和感」へのコメントです。
この手のイベントは、男共の下賤な欲求をベースとしており、道徳性に欠ける部分があることは確かでしょう。しかしながら、一方において写真撮影は芸術活動であり、表現行為であるわけで、憲法でも認める基本的人権の一部であるともいえます。
もちろん、公序良俗に反する場合ば、基本的人権も制約を受ける。水着撮影の場合は、(1)未成年モデルを(2)一般の人々が撮影する場合に問題とされていたはずです。これは、幼児ポルノとの関連で禁止されるのですね。
だから、モデルが未成年でなければ問題ないし、仮にモデルが未成年である場合も、専門のカメラマンが撮影する場合は問題ないのですね。後者は、たとえばAKB48の水着PVなどが該当しそうです。
いずれにせよ、共産党がこれを嫌うのはわからないでもない。つまり、統制の強化が共産党には好ましい水準で、北朝鮮なども風紀紊乱を嫌います。同様の道徳性の押しつけは戦前の日本でもあり、発禁処分を受ける二大カテゴリーが「アカ」と「エロ」であったわけですね。
まあしかし、今の日本、この程度でカリカリする必要はないように思いますよ。「水清くして不魚住。」多少の逸脱は、社会を円滑に回す潤滑剤のようなものだと心得なくてはいけません。
AKBのどれが誰かを知る、いわば、AKB時点みたいなコンテンツがありましたので、ここに置いておきます。これですよ。
もうこいなんてしないなんてぜったいにいわない
どっちやねん