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プーチン最大の敵は無能な将軍

アゴラ編集部の6/27付けアゴラ記事「プリゴジンは生きていた:反乱の動機は国防省との契約問題のもつれ?」へのコメントです。


かのナポレオンによれば、「真に恐れるべきは有能な敵ではなく無能な味方である」ということですから、プーチン大統領の最大の敵はロシアの無能な将軍たち、ということになります。

これは、プリゴジン氏の主張の正しいことが前提ですけど、かの御仁の言は、これに関しては正鵠を射ていると思われます。

と、言うことは、敵の敵は味方。西側にとって最も頼りになる味方は、ロシアの無能な将軍たちということになりますから、ここは将軍たちの最大の敵を排除する方向に動くのが、戦略的には正しい。

日本人は「判官びいき」と言いますか、義経みたいに、権力者から疎まれた名将を英雄視するところがありまして、プリゴジンびいきが多い。もちろん西洋にも、ギリシャの生まれも高貴な美青年にして名将、アルキビアデスに心を寄せる人たちも多いですから、どっちもどっちなのですが。いずれにいたしましても、ここは、プリゴジン排除に動くのが西側にとりましては戦略的に正しい、ということなのですね。

さて、一方の米国、爺殿は、如何判断いたしますでしょうか。

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