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退職金制度非合法化へGo

アゴラ編集部の7/19付けアゴラ記事「サラリーマンが怒る退職金増税問題は実は世代間闘争?」へのコメントです。


これは、一気に退職金廃止に進むのが良いのではないでしょうか。いわれるように、退職金というのは、社員を定年まで辞めさせないための制度という色合いが強かったわけですから。

そもそも、退職金の積み立ては、社員に対して毎月行われており、労働の対価という色合いが濃く、賃金の一部を強制積み立てさせているのと変わりないのですね。で、こうした行為は禁止されている。「全額払いの原則」というのが、賃金の支払いに関しては、あるのですね。退職金制度は最初から、脱法色の濃い制度であったわけです。

ここで、退職金を禁止して、積み立て分を直ちに社員に支払うようにいたしますと、第一に、国内に出回るキャッシュが増加して景気が良くなる。第二に、税収がドカンと増える、一時的ではありますが。まあ、何らかの税制上の優遇措置は必要でしょうが。

そして大事なことは、我が国の正社員が定年まで勤めるメリットをなくすこと。人材の流動化を促進することなのですね。そうして初めて、社員の側も自己啓発にも努めるし、やる気も出ようというものです。

これと併せて、金銭解雇制度の導入と、(年俸の上限を外すような)能力主義人事制度の普及をいたしますと、いよいよ我が国も、先進国並みの雇用環境となるというものです。こうした制度、民間に強制するよりも、まずは、公的研究機関から始めたらよいのではないでしょうか。

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