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有言無実行の人が大事と西岡氏

内藤忍氏の8/14付けアゴラ記事「自分が幸せではない人は、人を幸せにすることはできない」へのコメントです。


タイトルは正しいけれど、内容はおかしいという、ちょっと変わったエントリーです。内容のおかしさは、ご自身でも気づかれているでしょう。その他、古くからの日本の諺、「紺屋の白袴」とか「医者の不養生」などという言葉もあります

しかし、彼らは選手としての実績だけではなく、メンタル面やトレーニング技術の卓越したスキルを持っており、その能力を評価されているのです。分業化された1つのエリアで突出した実績を持つ人の能力を活用しているのであって、同じ土俵の人ではないのです。

以前、インテルジャパンの社長を務められておりました西岡氏の講演を聞く機会がありました。その時印象に残っている言葉は、「不言実行」の人が高く評価されているけれど、本当に必要な人は「有言無実行」の人だというのですね。その理由は次の通りです。(以下は引用の形式をとりますが、西岡氏の話を私がメモした、お話の概要です。)

できないというのは、その人の立場だからできないのであって、誰にもできないというわけではない。100m を 12 秒で走れと言えば、大抵の人はできないと言う。しかし、オリンピックの選手を連れてきて走らせれば、背広を着てでも走っちゃう。
そういうこと(自分にはできないけれど、やる必要のあること)を言ってくれる人がいないと会社が潰れる。そのまわりを、頼りになる有言実行の人が固めて、不言実行の人が文句をいわずにダーッとやってくれる、というのが理想。

つまり、良い案を持ってきた人に「ならばお前やれ」というのは最悪で、スタッフがもってきた案が良いなら、それができる人を探すのが経営者の仕事というわけ。ちなみにタイトルは正しい。「顧客満足度」を高めるためには、まず、「従業員満足度」を高めなくちゃいけない、というアレです。

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