山田肇氏の8/29付けアゴラ記事「マイナンバー問題を解決するために:問われる政府の情報発信力」へのコメントです。
詳しく理解できていない総理大臣・大臣等と次官・局長等で対策を決めていくことが間違いである。一番わかっている人が、課長補佐でも構わないので、官邸と議論して決めるべきだ。他国ではすでにそのようになっている。
これがすべてじゃないでしょうか。そして恐ろしいことに、同様な状況が、我が国では広く蔓延している。1981年8月26日、この状況をクリヤーに表現したのが元阪神(現野球評論家)の江本孟紀氏、「ベンチがあほやから野球でけへん」でした。
この言葉で、江本氏は野球人生を棒に振ったのですが、「引退後、この発言を扱った著書はベストセラーに。野球評論家、タレント、参議院議員にもなった。ある意味『アホや』発言がその後の人生を切り開いたともいえる」とデイリースポーツは伝えております。(「ベンチがあほやから野球でけへん」~球史に残るあの言葉 【2008年1月7日付デイリースポーツ紙面より】)
棒を振って人生を切り開くのは野球選手ならではですが、普通の人はこんなことはできない。その結果、あほなベンチが企業にも官庁にも居座り続ける。マイナ保険証は、この状況を白日の下にさらけ出した。
ふうむ、、、マイナ保険証改め、「エモトカード」でよいかもしれない。野球だけに「好カード」と思ってもらえるかも。
阪神