アゴラ編集部の8/30付けアゴラ記事「共産党・小池書記局長『中国からのいたずら電話も日本に責任がある』?」へのコメントです。
中国からの迷惑電話、無言電話のニュースを聞いて、思わず笑ってしまいました。可愛いというか、情けないというか。かつて世界の文明の頂点を極めんとした中国が、今は、(たぶん国策として)無言電話を掛けまくっている。この落差はものすごい。中国の文化的ポジションが、ヒマラヤの最高峰頂上から日本海溝の最深部まで、一気に落ちたようなものです。
三国志東夷伝に「雖夷狄之邦而俎豆之象存中國失禮求之四夷猶信故撰次其國列其同異以接前史之所未備焉」などという一節がある。これを日本語に翻訳すると、次のようになるのですね。
東夷(野蛮人)の国と言っても、祖先を敬う文化(俎豆の象)は存在する。中国が礼を失えば、これを四夷(周囲の低開発国)に求めるのは妥当だ。そこで、これらの国を選び、順にその特徴を紹介し、前史で落ちていた部分を補完します。
これには前例があって、中原(中国本土)礼を失わば船を浮かべて東夷の国にこれを求めん、といった昔の言葉があるのですね。今がまさにその時。心ある中国人は、空中に航空機を浮かべて東夷の国に礼を求める秋です。
日本の人も、少しは自信を持った方が良い。迷惑電話をかけまくる中国人の姿をイメージすることは、それほど難しくはないと思うのだけど、それを思い浮かべれば、心に浮かぶ感情は、侮蔑の念でしかないはず。中国人も、落ちたものよのう。ここはしばし、優越感に浸るといたしましょう。
中国とは縁を切れ