黒坂岳央氏の1/2付けアゴラ記事「ヒマと多忙はどちらの害が大きいか?」へのコメントです。
小人(しょうじん)閑居(かんきょ)して不善(ふぜん)を為なす、ですね。
独力で価値を創出できる能力のある人は、自由な時間を与えられると有意義な仕事をするのだけれど、そうでない人に自由な時間を与えるとろくなことをしでかさない、ということ。まあ、あたり前の話です。
何かをなすには、何をすればよいかを知らなくてはいけない。それがわからない人は、わかっている人の指揮下で動くしかないわけで、組織の上の方のポジションを与えてはいけない。
このあたりまえの論理がわかっていない人が多すぎるのが、今の日本ということであるのかもしれません。情報革命などで世の中の仕組みが変わってしまうと、このあたりの齟齬が、そこらじゅうで発生するようになる。
暇なぼけ老人が繰り言するのは、周囲の人間には迷惑かもしれません(このエントリーはそっちの話かな?)けど、「不善」というほどのこともない。笑っておけば宜しいのではないでしょうか。
小人かあ。