岡本裕明氏の4/8付けアゴラ記事「今こそ気がつきたい日本が持つ真の実力」へのコメントです。(4/10ちょこっと追記。)
ドル円の長期チャートを一瞥すれば、何が起こっているのかは、明々白々なのだが。たとえば:https://lets-gold.net/chart_gallery/chart_usdjpy_long_term.php
なぜメディアや多くの評論家は、この点を指摘しないのかな? 例外は、高橋洋一氏くらいかもしれない。その原因として考えられる一つの仮説は、日本経済の長期低迷の理由を円高に求めると、民主党政権が大馬鹿であったという結論になってしまう。
じつは民主党政権は、多くのメディアがヨイショしたし、民主党政権の政策がメディアの論調をなぞるものでもあった。いまさら、これが間違いだったなどと、言えるわけもないのですね。
で、メディアに出てナンボの評論家諸氏も、民主党の失政には言及しづらい。だから誰も言わない。そんなところじゃないかな? でも日本がそんな世論に動かされたり致しますと、これは少々危ない。まあ、言わないだけで気付いている人は多いのだと思いますけど。
つまり、岸田政権や自民党の支持率は大いに下がっている。だけど野党がこれを上回っているわけでもないのですね。そろそろ評論家諸氏も、この現実に気付かなくちゃいけない。国民は、とうにわかっている。そういうことじゃないかな?
4/10追記:高橋洋一氏以外に、この方もまともなことを書かれています(MechaAG氏、リンク切れ)ね。その引用元の上念司チャンネル ニュースの虎側も同じようなことを語っているようなのですが、この話ぶりでは、なかなかその言葉を頭に入れることが困難です。
えn