内藤忍氏の5/16付けアゴラ記事「『幸せになれない人』には理由がある」へのコメントです。
また、人間関係をビジネスと同じように自分の損得勘定だけで考えてしまう計算高い人も幸せになれません。
なぜなら、利害関係で行動する人には心を許す人がおらず、信頼し合える人間関係が成立しないからです。
「金の切れ目が縁の切れ目」という言葉の通り、経済的メリットがなくなった瞬間から人は離れていきます。
ビジネスも人間関係ですよ。特にベンチャービジネスは、人間関係そのもの。創造的な行為は、損得勘定だけ考えていてできるものではありません。
昔関わったあるベンチャーの壁には、さまざまな標語が掲げられていたのですが、その中の一つが次のものでした。
金のある奴は金を出せ。金のない奴は知恵を出せ。金も知恵もない奴は汗を出せ
それぞれが、自分のできるやり方で、このビジネスに貢献してくれ、というわけですね。お互いに何らかの形で貢献する。その信頼関係がベンチャーという組織を支え、創造的な活動をする。そうしたものではないかと思います。
kane