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友と書いてライバルと読む連立

八幡和郎氏の6/21付けアゴラ記事「維新の連立入りは不可能な理由を明快に解説」へのコメントです。


プレジデントオンラインの記事も読ませていただきましたが、選挙協力が難しいことと、連立できる出来ないは、別問題でしょう。むしろ、大阪万博で困った状況にある維新と、支持率低下で困った状況にある自民とは、互いに連立を組む条件がそろっているように思われます。

つまり、選挙は各々が独立に戦い、議席数を低下させた自民が維新を連立に加えることで、与党議員数をこれまで通りにする、ということですね。

自公維新連立は、野党と主張が近くバラマキに傾きがちな公明党に対して、自民以上に右寄りで行財政改革を指向する維新は反対の側にあり、自民党としては維新公明の対立をうまくバランスさせることで、自らの主張を通しやすくなるという面も期待できるように思われます。

選挙では本気で戦い、政治の実務では互いに協力するというのは、なんとなく、すがすがしいように見えるのではないでしょうか。「友」と書いて「ライバル」と読む、みたいな。

1 thoughts on “友と書いてライバルと読む連立

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