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これはトランプ氏の勇み足かも

アゴラ編集部の6/29付けアゴラ記事「ニューヨーク・タイムズのコラムニストらが一斉に『バイデン降ろし』を開始」へのコメントです。


トランプ氏はやりすぎましたね。まさかバイデン大統領がこれほどまで、とは思っておられなかったのでしょう。

こういうことであったら、あれほど攻めずにバイデンにやらせておいて、大統領選挙の終盤で大いに攻めてぼろを出させればよかった。これがトランプ氏の偽らざる心中ではないでしょうか。

逆に、民主党サイドは、これで九死に一生を得たというところでしょう。いくら何でも、民主党に人材ゼロということはあり得ない。現職のバイデン大統領が立つと言っているのだから、他の候補は抑制してただけの話で、こういうことになれば話は違う。おそらく、大統領候補差し替えに転ずる可能性は高い、と思いますよ。

トランプ氏は、自分自身もかなりエキセントリックであることを自覚しなくてはいけませんでした。まあ、それでもこうするのがトランプ氏のトランプ氏たる所以なのでしょうけど、ここで民主党大統領候補の差し替えとなりますと、話は180度変わってくる。トランプ優位が一転して、民主党政権継続の可能性も高まってくるのですね。

これは、日本の今後にも大いに影響するところで、トランプ大統領実現で予想された「本年末の円高への急転回」の可能性が低下したことが、この先の市場にも影響しそうです。折から進んでいる円安の動きがどうなるか、という点も注目されるところです。トランプ効果に期待して、来春はヨーロッパ、などと考えていたのですが、計画変更を迫られる、かも?

1 thoughts on “これはトランプ氏の勇み足かも

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