アゴラ編集部の7/8付けアゴラ記事「石丸伸二氏、次は広島一区へ?:都知事選も踏み台にするたくましさ」へのコメントです。
これに文句をつけるのは、お門違いでしょう。
2位となった前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏が次の舞台として衆議院の広島1区を目指す可能性について言及したことについて賛否が渦巻いています。
たしかに「この道しかない」というのは、決意表明として立派だし、政治的スローガンとしてはアリなのですが、現実の戦略をこの言葉通りに考えるのはどうかしております。
普通にとられる戦略は、「プランA」がだめなら「プランB」、それもダメなら「プランC」くらいまでは考えておくもの。蓮舫氏にしたところで、プランBが見え見えだったから、最初から本気度が疑われたのが実際のところでしょう。
だから、石丸氏がプランBの存在を明かすのは、別に非難されるべきものでもない。とはいうものの、岸田首相と同じ「広島1区」という、あえてキャッチ―な一言を口にしたのは、その言葉が大きく報道されることを見通して、じゃないかな?
「悪名は無名に勝る」の延長線上ですね。そういう意味では、これを非難している人たちは、石丸氏の作戦にまんまと引っかかってしまった、ということ。石丸氏、お名前とは裏腹に、結構、とんがった人である。その点、注意が必要だと思いますよ。
なんかえらく嫌われてる