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石丸氏への間抜けインタビュー

中村仁氏の7/9付けアゴラ記事「政治ジャーナリズムが衝撃を受けた石丸氏のネット選挙」へのコメントです。


今後の政治活動を聞かれて、「広島1区、岸田首相の選挙区」と答え、「都知事になると望んでいながら、今度は広島1区というのは無責任ではないか」という意味の質問が飛びました。

「都知事になると望んでいながら、今度は広島1区というのは無責任ではないか」という言葉の間抜けさに、誰も気づかなかったのでしょうか? もちろん、石丸氏は「地上波は何やっているの。腑抜けたインタビューをさせるのじゃない」と切り返したわけですが、これはメディアが大いに反省しなくてはいけません。

このことばのどこが間抜けか、このエントリーでも明確に説明されていないようですので、ここで解説いたしましょう。このお話のポイントは『時制』、過去、現在、未来という、アレです。

この点に着目致しますと、最初の質問「今後の政治活動」は、『未来』の話なのですね。で、「都知事になると望んで」というのは『過去』の話。このインタビューが行われた『現在』とは、都知事選の結果が出た後なのですね。つまり、過去の話と未来の話は前提条件が異なる。都知事になれるかなれないか、過去では「未定」だったものが、現在は「不可」が確定している。だから、未来はそれを前提として語らなくてはいけない。

きちんと説明するとこういうややこしい話になるのですけど、普通の人でも、この程度のことは、直観的に瞬時に判断できなくてはいけないのですね。それが今のマスコミの人にはできない。何とか言葉尻をとらえて攻めてやろうなどという意識が先に立ちますと、こういう常識的判断もできなくなる。メディア人の人間性にもハテナマークがついてしまう。気を付けなくてはいけません。

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