バイデン氏への「神のお告げ」

長谷川良氏の7/20付けアゴラ記事「『バイデン氏の撤退』は避けられない」へのコメントです。

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たしかにここにきて、バイデン氏の大統領選挙撤退は秒読みであるように思われます。

バイデン氏は、7/6の散々なテレビ討論会後のテレビインタビューで選挙戦からの撤退について問われ、「全能の神自らが降りてきて私にそうおっしゃるなら、そうするかもしれません」と答えております。

じつは全能の神のメッセージは、この間に発せられたのですね。少なくとも、トランプ氏はそう受け取った。つまり、一発の銃弾が耳たぶを通過した時に、これを確信したわけですね。ならば、バイデン氏も同じように理解しなくちゃいけない。神のメッセージとは、何らかの徴（しるし）として伝えられるのであって、目の前に現れた白髭の爺さんが厳かに告げたりしたら、そいつは偽物であると思わなくてはいけません。

で、このメッセージを受け取れば、この転回は民主党に極めて有利な形になるかもしれない。なにぶん、トランプ氏は、自らと同じような者を副大統領候補にした。トランプ嫌いの有権者を完全に敵に回したのですね。

もう一つの問題は、高齢という点で、バイデン氏の二期目は、その年齢故に、最初から危ぶまれていた。ならトランプ氏なら大丈夫かといえば、両者の歳は3歳しか違わないのですね。一方が高齢ゆえに引くべきだと言われるなら、他方はどうなのか、という問題もある。さて、この先の展開、どうなりますか。ここは、早まった決断は避け、もう少し様子を見るのが良さそうです。