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だれのせいや!日経平均大暴落

MECHAG氏の昨日の記事(リンク切れ)は面白い。ただの新聞切り抜きだけなんですねどね。


切り抜き部分は、こんな感じです。

昨日の日経平均は史上最大の大暴落を記録、本日は半値戻しとなりそうですが, -2,000, -4,000, +2,000と続けば、トータルで-4,000ですから、全然うれしくもありません。

河野氏の上の発言につきましては、以前のこのブログでも苦言を呈しております。まあ、財務相が苦言を呈した記事を引用する形ではあったのですが、来る自民党総裁選挙の候補として、経済政策にも一言言っておかなくてはとの気持ちはわからなくはないのですが、専門外の難しい問題に、軽々しく批判じみた発言をすべきではありません。

野党サイドも今回の暴落に関して岸田氏を質したいようなこと(こちらこちらも)を言っておりますが、そもそも利上げ円高狙いは野党の主張でもあったはず。これを忘れて批判だけしておりますと、お得意のブーメランということにもなりかねない。ここは、自らを省みるくらいの精神的余裕が欲しいところです。

今回の大暴落で一番青い顔をしているのは、植田日銀総裁ではないかと思いますが、今は江戸時代ではありませんので切腹しろなどという話にはなりませんから、そうそう心配することもない。FRBの利下げが本決まりになるか、世界同時株安などが深刻化してきたポイントをとらえて、前回の利上げを打ち消す行動(つまりは利下げ)をとれば良い。

もちろん、そうしたところで覆水は盆に帰らない。せっかく進んでおりました円安の動きが止まってしまったことは元に戻せそうにありませんが、さしあたり1ドル150円前後のレベルにはとどまってくれるのではないかと思います。さすれば、我が国の企業収益はそこそこのレベルに保たれるでしょうし、株価もこれまでのバブル的高値は望めないとしても、まずまずのレベルで安定化してくれるはず。

ここはじたばたせず、無理をしない形での経済政策を、粛々と取り進めるしかありません。

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