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統計的事実も信用尺度ではある

内藤忍氏の8/15付けアゴラ記事「固定電話のない会社は口座開設できない『あのネット銀行』」へのコメントです。


固定電話の有無で信用を格付けするのは、たしかに実情に反する例も多々あるとは思いますけど、統計的に、固定電話の有無と信用度の間に相関があるなら、一つの評価手段として正当化されるのではないかと思います。学歴フィルターみたいなものですね。

信用を重んじる人は、固定電話でも古くからある局番を重視したりするものです。そして、そのこと自体が合理的か否かは別として、そういう人たちが存在する以上、それなりの配慮をする、これも大人の知恵というものではないかな?

私のお付き合いしたあるベンチャーは、資本金300万円でスタートしたのですが、これを1億円にするかしないかで真剣に悩んでおられました。資本金も一つの信用の格付けですが、税金面も考えると悩みどころではあるのですね。

また、必要もないのに従業員を多数雇うことは、コストを考えればあり得ないでしょう。でも、固定電話くらい、大したコストにもなりませんから、引いておいたら良いのではないでしょうか。光回線を入れてインターネットにも利用するというのも、一つのやり方のような気も致します。

まあ、電話会社に儲けさせるのが癪に障る、なんて感覚もあるのかもしれません。こちらは、いかんともしがたいものがあるのですが。

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