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意識すべき身体障害以外の差別

アゴラ編集部8/24付けアゴラ記事「『おじさんの詰め合わせ』で批判が殺到するようになったのは誰のせい?」へのコメントです。


近年、放送禁止用語にみられるような、身体的特徴(障害)を表現する用語の使用を忌避する傾向に、やや行き過ぎのきらいがあるのですが、年齢や性別で人を区別して、これを批判することも、じつは同じであるという点に意識が向いていないのは不思議な現象です。

もう一つ、最近意識されていない差別意識に、「臭い」人を嫌うという問題があり、先ごろ問題となりました某アナウンサーも、この面の配慮に欠けていたということがあるのでしょう。

それぞれの人固有の匂いに関しては、食べ物などの生活習慣や、入浴や洗濯の頻度で異なる。これには、文化的な差もあるし、経済的な豊かさの問題もあります。国際的には、日本人の口臭が嫌悪されている、という一面もあるのですね。

ディズニーは、一見意識の高い企業で、権利意識もしっかりしていると思われがちですが、ミッキーマウスの第五話「トーキョーでゴー!」の1分57秒のあたり、これはひどいですね。東京に来たミッキーマウスですが、なぜか満員電車の中にふんどし姿の力士が乗っていて、ミッキーマウスと対決をする。でその口の中には、様々な食品が歯に挟まっているのが見える。これは、全く理解不能です。https://www.youtube.com/watch?v=4IyHyKLPpXY

まあ、シャワーを毎日5回浴びるだけじゃなく、暇がある限りお口ちゅくちゅして、ガムをかむ。口臭のもとになるような食品は避ける。そうして初めて、老若男女を問わず、国際的に非難されない日本人になれるのですが、まともな人は臭いで差別したりしない。このあたりの人権意識は、多くの文明人が常識としてマスターしているからなのですね。まあ、昔のJAL国際線で、おつまみに「乾燥納豆」を出していたことは、この許容限度を超えているようにしか思えなかったですけど。

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