コンテンツへスキップ

気付け!『新聞世論』の危うさ

細野豪志氏の9/8付けアゴラ記事「自民党総裁選で石破茂氏を支援します」へのコメントです。


石破氏の主張を見ておりますと、「新聞世論」とでも呼ぶべき一つの考え方が浮かび上がってまいります。我が国の新聞テレビはほぼ寡占状態にあり、その論調はかなり似ている。これが一定以上のお歳の方には大いに受け入れられており、投票行動にも大きな影響を与えているのですね。

で、石破氏の主張はこの「新聞世論」をなぞる傾向にある。同様の主張を受け入れたのが先の民主党政権で、特に鳩山政権と菅直人政権がこれを愚直に実行しようとした。でも新聞世論の致命的欠陥である実現性の欠如という問題に突き当たり、見事に行き詰ってしまったのですね。

実際問題として、国際関係や経済は、きわめて複雑な動きをしている。この中で、我が国の経済を発展させ、日本人の生活が行き詰らないようにするには細心の注意が要求されるのですね。国際関係しかりで、思い付き的な動きをしてしまうと、思いもしなかったところからしっぺ返しを食らう。

そのあたりは、林氏や茂木氏は、しっかり考えておられるようで、あまり派手なことを言わない。だから一般受けもしないのですが、石破氏や河野氏の言動を見ておりますと、危ういものを感ぜずにはおられないのですね。

あとは、小泉氏や高市氏ですが、こちらは他人の声を聴きそうな方で、周囲をしっかりとした人たちで固めれば、最悪の事態は避けられるのではないかと思います。大国を治めるには、小魚を煮るようにしなくちゃいけない。総理総裁を目指す方々には、この故事をしっかりと胸に刻んで動いてほしいものです。


(9/9追記しました。)田中真紀子さんは林氏押しですか。はっきりとは語っていないのだが、エレベータに閉じ込められた人で思い浮かぶのはこの人しかいない。https://news.yahoo.co.jp/articles/81d95745c0061d6ae6aa896223387259da29022c

政治のわかっている方は、さすが、言うことが違いますね。この方、選挙権はないのだが、新潟県民を動かせれば、どうでしょうか。まあ、石破、小泉、高市の最強トリオを突破するのは相当に困難だと思いますが。

う~ん、現時点で見ますと、石破1位、小泉2位で、決戦で小泉という結果が、水晶玉の奥底に、ぼや~っと見えているような気がしないでもありませんねえ、、、

1 thoughts on “気付け!『新聞世論』の危うさ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です