アゴラ編集部の9/23付けアゴラ記事「高市早苗氏『金利を上げるのはあほや』で大反響」へのコメントです。
これは高市氏が正しい。
経済が正常に回転しているときは、市中で必要な資金を日銀が銀行に貸す形で供給する。これが正常な姿で、この貸出金利を上げ下げして景気のコントロールを行うのですね。
ところが現在は、日本国内の資金ニーズが低調で、銀行は日銀からお金を借りるのではなく、余った資金を日銀当座預金口座に積み上げている。
資金ニーズが低調である理由は、我が国の現状が事業に不利な状況にあるということ。この結果、GDPも増えず、給与総額も増えない。日本人はだんだん貧しくなっているのですね。
今わが国がなすべき経済対策は、日本国内を事業に有利な状況に変えていくことです。為替の円安や技術的先進性の獲得、法人税減税、雇用制度の見直し、ビジネスの障壁を減らす行政改革など、さまざまな改革が必用なのですが、低い金利もその一つの要素ではある。そういうことです。
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