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対野田立民には最強の石破自民

八幡和郎氏の10/1付けアゴラ記事「総選挙敗北を願う高市派の愚:自民低調なら清和会崩壊」へのコメントです。


以下は、全くその通りです。

はたして石破が成功するかはわからないし、とくに外交は心配だ。しかし石破を責めるのは、来年の参議院議員選挙終わってからでいいことだと思う。

野田立民を相手にする選挙戦略として、石破自民は最強でしょう。これが枝野立民だったら、高市自民も面白い戦いになったのですが、相手が野田氏だと、中央のボリュームゾーンの帰趨が勝敗を決める選挙に高市自民は不利になってしまいます。

まあ、不利といっても、自民は少々議席を減らす程度で、まさか政権交代などということはあり得なかったでしょうけど、それでも、脛に傷持つ議員には、厳しい現実が待っていたはずのところでした。

石破自民党総裁の最大の強味は、選挙でのボリュームゾーンを取れるという点で、裏金議員の諸氏にもこれはありがたい話であるはず。石破氏もそれをよくご理解だから早々に選挙に打って出る。このご利益は、皆さんありがたくいただくべき局面なのですね。

とはいえ、恩を仇で返すのがこの世界の常。石破総理には、この先の外交・経済が鬼門となりそうです。日米地位協定の見直しが難題となりそうだし、高金利・円高を狙えば先行きの景気が悪化することは、ほぼお約束。そうなったところで石破おろしをやるのが(正しいことか否かは別として)有効な一手であることは確かです。まったく、本エントリーの御説の通りです。

1 thoughts on “対野田立民には最強の石破自民

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