田中奏歌氏の11/21付けアゴラ記事「兵庫県民を馬鹿にするマスコミ」へのコメントです。
11月18日のゴゴスマで東国原氏が、「本来は、県会議員は再度不信任を出すべきだが、再度不信任をたたきつけると、議員個人がネットで晒されるので議員は黙るしかない」とまで言っていた。これもネットは暴力の手段であると言わんばかりで、ネットの力で斎藤氏が勝ったのは正義ではないと言っているようなものである。
これは、全体的に外しているように思われます。
制度面からいえば、県会議員は再度不信任を出してこれが通ると、今度は県議会解散となり、多くの反斎藤議員が落選すると予想される。だから、県会議員にとっては不信任など出せるものではないでしょう。
筋論から言っても、県民の支持をこれほど得てしまった以上、ここで再び不信任を出すことは、県民の意思に反する。むしろ筋を通すのであれば、ここですべきは、県民の意思に反する議決を行った県議会を自主的に解散すべきなのですね。
とはいっても、県会議員と言えども欲に凝り固まった人間であれば、おのれの損になる行動はとり難い。つまり、解散して選挙となれば、議員としての地位が危うくなる。ここは、小さくなって、(おのれにとっての)難局をやり過ごすしかない。つまり、そういうことでしょう。そのココロ、透けて見えますよ。
そのまま