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文化と差別と、匂いへの嫌悪感

内藤忍氏の11/27付けアゴラ記事「日本人は香りに敏感?それとも鈍感?」へのコメントです。


それとも、私の香りに対する感性が世の中とずれているのでしょうか?

人の香りに対する感性は、それぞれに他の人達(≒世の中)とずれているのでしょう。

欧米で香水が使われるようになったのは体臭が気にならないようにするためで、これはこれで、特定の世界では公衆道徳に近いものがあったのですね。香辛料を使うのも、肉の腐敗臭を消すため(中毒とか大丈夫でしょうか?)と言われております。

で、こういう文化の中で育った人は、香水の香りは気にならない。むしろ喜ばしいものと思われるわけですね。一方で、日本人の口臭が酷いというのが、ある種の世界的共通認識であるようで、特に問題になるのが薬味に使われるネギだとか。これ、日本人では気にする人が少ない。つまりは、それぞれの人が生まれ育った文化による、というわけです。

それぞれの人に特有の匂いは、差別意識とも結びつくため、扱いには気を付けるべきセンシティブな話題とされます。それにしても、ディズニーのミッキーアニメ「トーキョーでゴー」の力士の歯に様々な食物の挟まっているシーンには、少々首をかしげます。あのディズニーにしてこれですから、この問題は根の深いものがありそうです。https://www.youtube.com/watch?v=4IyHyKLPpXY

1 thoughts on “文化と差別と、匂いへの嫌悪感

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