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駄目の見本は『ワイドショー』

中村仁氏の1/26付けアゴラ記事「インフレ長期化に対する小幅利上げで語られていない狙い」へのコメントです。


彼らは自分に都合のいいことは大声で言います。トランプ氏は「米国第一で黄金時代が始まる」と、大言壮語しました。すでに米国は最強の国であることを知っているのに「米国は間もなく、過去にないほど偉大で力強く、特別な国となる」と。自分の手柄にしたいのです。テレビのワイドショーのようです。

企業の実力を計る株価時価総額の世界ランキングは、上位5社は米国、上位10社中、9社が米国、上位50社中、35社が米国と、圧勝です。ドルは世界最強で、NYダウも好調です。他国からみると、トランプ氏以前からすでに米国は「黄金時代」なのです。日本の新聞何紙かは、真に受けて、一面見出しを「米国第一で黄金時代」で飾りました。トランプ氏のワイドショーにのせられています。

『テレビのワイドショー』って、ダメなプレゼンの形容詞になってしまったのですね。

こんなやり方で批判される日本政府には、同情に耐えません、とも言えそうですね。まったく、困ったものです。

テレビ報道のあり方をまともにする、これは、今日の日本が抱える、大きな課題であるように思われます。何とかしなくてはいけません。

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