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国王や皇室は基本的人権の枠外

ねーさん氏の1/31付けアゴラ記事「日本政府、拠出金を女子差別撤廃委員会の活動に充てないよう求める:皇室典範改正勧告にガチ切れ」へのコメントです。


そもそも、基本的人権以前に、法の下の平等が近代的法律制度の礎なのですが、国王や天皇陛下の存在からして、この原則に反しているのですね。

結局のところ、生まれだけで特権的地位を得るような人の存在を認めてしまう制度の下にある以上、国王や皇室といった存在は、基本的人権の枠外と見做すしかありません。

これらの制度を正当化する理由は、文化伝統の尊重なのであって、これを基本的人権よりも優先するのであれば、平等原則は、これらの人たちに関しては、棚上げするしかない。

もちろん、王権も認めないという立場もあり得るのだが、それなら日本の皇室だけでなく、自らを先進国と自負しているヨーロッパから、まず王室廃止していただかなくてはいけません。

まあ、本当にそんなことをされたら、これはこれで、ちょっと困るのですが。

1 thoughts on “国王や皇室は基本的人権の枠外

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