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『文春誤報事件』とフジの責任

茶請け氏の1/31付けアゴラ記事「フジは文春に損害賠償請求しましょう」へのコメントです。


今回、文春が記事の重要な部分を修正してきました。
【文春フジ誤報問題「しれっと上書き」「有料で追記」「会見後に謝罪」22日間訂正せず】

最初に引用されているのは産経新聞の記事ですね。この記事には、肝心の部分が欠如しています。つまり、「A氏に誘われた」とした最初の記事を「中居氏に誘われた」に変更したのは1/8発売号だったという点ですね。

同じくフジテレビ系列の8カンテレでは、これを読んだ橋下氏が、最初の記事の誤りを文春に質したとしており、『しれっと訂正は卑怯だ』との趣旨を語っておられます。https://news.yahoo.co.jp/articles/e5d381bbe872599ff3d1fc4f4d3670c1e7dee0e3

本来は、フジテレビのサイドも、この訂正(?:異なる表現)に気付くはずだし、そうであれば、X子さんを誘ったのが誰かという点を文春に質しても良かったはずなのですね。そうしておれば、「それは中居さん」との返答があったはずだし、これを「弊社社員は関わっていない」とした発表文に含めれば、A氏は問題の会合をセッティングしていないとのフジの主張が説得力をもったはずで、1/8の時点で多くの人がフジの言い分に納得して、問題はここまで大ごとにならなかったはずなのですね。

なぜそうしなかったのか、というのが最大の謎です。第三者委員会が調べるべきはこの点が一つと、その原因であるかもしれない、これまでのフジの企業文化ということではないかな? 少なくとも、全部文春が悪い、とまでは言いにくいのが実態であるように、私には思われます。

1 thoughts on “『文春誤報事件』とフジの責任

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