加藤文宏氏の2/5付けアゴラ記事「出演者に踏み絵を強要するテレビ局の恐ろしい人権感覚」へのコメントです。
安倍晋三元首相暗殺事件から旧統一教会追及がはじまったとき以来、
何よりもおかしな点は、上の引用部分です。もちろんこの引用部分はただしい。正しいのだが、何故に、安倍晋三元首相を暗殺した犯人の主張を、マスメディアが大いに喧伝し、野党がその尻馬に載らなくてはいけない。
この点が大いなる謎なのですね。
普通であれば、旧統一教会の悪事を糾弾しようとしていても、同じ主張が要人暗殺という手段によってなされてしまったら、旧統一教会の悪事糾弾には、一旦待ったがかかってもおかしくないところです。それをやったら、暗殺を正当化してしまいますから。
だけどわが国では、暗殺犯の主張を大いに持ち上げた。もちろんそれは『安倍憎し』故だったとは思いますけど、仮にも人を殺す行為を正当化するようなことがあって良いものかどうか、この点を旧統一教会批判キャンペーンを張った人たちには、一度考えていただきたいところです。