アゴラ編集部の4/9付けアゴラ記事「関税措置を巡る交渉:アメリカの農産物輸入拡大要求で米価は下がるか?」へのコメントです。
日本は、外国からの農産物の買いやすさを広げることで、アメリカのトランプ前大統領がかけた関税と、日本の中で特別な力を持っている食べ物に関する仕組みの問題を、まとめてなくすチャンスを手に入れたと言えます。
これは素晴らしいですね。農水省がごちゃごちゃ言ったら、農水省を解体してしまいましょう。これは「国難」なんですから、誰も反対しないと思いますよ。
南米諸国が農産物関税ゼロとするのに対して、日本だけ米国産農産物に対する関税を認めさせるのは難しいとの意見もありますが、日本とのディールで成果を得るという事実は、ヨーロッパ諸国に対するアピールとして重みが違います。トランプ氏にしてみれば大きな得点になるのではないでしょうか。
この件は、早期に結論を出して、自動車や鉄鋼の対米輸出を有利にすること、これは、トランプ関税以前に比べて非常に大きな意味があります。つまり、中国の輸出がダウンする一方で、日本からの輸出ができるということは、我が国にとっては以前に増して有利な立場になる。
このまま進めば、中国のEV生産ラインが遊休化することも十分あり得る話で、我が国がこれらの設備を安価に譲り受けるという選択肢もありそうです。その設備、日本においても米国に運んでもよい。いずれにせよ、日本メーカの生産台数にこれからのEVを加えれば、我が国のEVでの遅れを一気に取り戻すチャンスになります。その他にも、いろいろなやり方はありそうですね。
まあのがすやろな