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バレット氏からは、学べばよい

内藤忍氏の5/6付けアゴラ記事「大谷選手になれないのと同じようにウォーレン・バフェット氏にもなれない」へのコメントです。


普通の人がバフェット氏になるのは、逆立ちしても無理ですけど、バフェット氏に学ぶことはできなくもない。そして、そのやり方を少しだけマネできれば、何もしないよりも良い成績になるのではないでしょうか。何事も、より良いやり方を学ぶこと、まるっきり無駄、というわけでもないのですね。

バフェット氏の投資は、基本的にヴァリュー株投資で、この先成長の見込まれる会社に投資する。会社を経営している人は、まじめであるなら、利益が上がるよう、会社が成長するよう、必死に努力する。そういう会社に投資することは、利益が上がる確率が高いのですね。このためには、企業研究をすること。バフェット氏くらいになると、内部情報も入るでしょうけど、技術屋さんなら技術情報を他に先駆けて吟味できる。何らかのアドバンテージがあれば、勝つ可能性が高まるというものです。

他のコメントにもありましたが、自分が好きなことに投資するのは、投資で成功する確率を上げる、もう一つの鍵だと思います。コーラ好きというのは、ちょっと変わった趣味だと思うけど、それで毎日飲んでいれば、他に先駆けて味の変化に気付く。それがひどいものであれば株を売ってしまえばよいし、急においしくなったなら投資を増やせばよい。

私も実は、毎日のようにアニメを見ていたころは、アニメ会社に投資していたことがありました。アニメ会社は、テレビ放映ではほとんど利益を上げず、DVDの売り上げで儲けていたのですね。だから人気が出るかどうかが利益が出るかどうかのカギ。そして、毎日アニメを見ておれば、それが人気が出るかどうかは、他に先んじて知ることができる。まあ、私の場合は、「萌え関連銘柄」などが注目されるようになって大いに利益を上げ、この分野からは撤退したのですが。

このやり方は他にもいろいろあり、旅行好きなら交通機関やホテルに、コミック好きならその手の出版社、グルメの方ならレストランや食品会社などいろいろとあるはず。おのれの有利なフィールドで戦う。これは、必勝戦略の基本ではないでしょうか。

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