朝比奈一郎氏の6/3付けアゴラ記事「小泉進次郎氏の大勝負:米価5㎏ 3,000円台と2,000円の本質的違い」へのコメントです。
「時給10円」などという声が、当のコメ生産者から出ているのですが、このような話を聞いてこれを助けるべきと考える人は少ないでしょう。
小泉純一郎氏の時代にありました実質破綻している企業群が、現在の多くの零細なコメの生産者とオーバーラップして見えるのは私だけでしょうか。これ、人呼んで「ゾンビ」、さっさとなくすべき存在なのですね。
もちろん、これらの「ゾンビ」をなくすといっても、それぞれに生活を掛けている人がいる。セーフティネットをきちんと準備して、統合すべきは統合して、残すべき機能は残す。理想を言えば、国のお金はなるべく使わない形で、これをやりたいところです。
かつての某党のごとく、個別保障などをやりますと、それぞれの農家は助かるでしょうけど、旧態依然としたやり方がいつまでも続くだけ。死にかけた人が点滴で生き続けているような話ですが、人の命と違って、事業主体が機能を停止することは、状況次第で受け入れるべき話。こんな無駄をやっていては、お金がいくらあっても足りません。
まあ、最後の落としどころはそんな形だと思いますけど、それに至る道筋が難しいところ。ここはお手並み拝見と行きたいと思います。傍観者は気楽なものですけど、その代わりに、応援だけは致しますから。
ゾーンn