アゴラ編集部の6/8付けアゴラ記事「マスク氏、ベッセント財務長官にタックル？：大乱闘のトランプ政権」へのコメントです。
マスク氏には気の毒な話ですけど、世界の自動車業界と宇宙開発業界にしてみれば棚ぼたのグッドニュース、今頃は世界中でお赤飯を炊いてお祝いしているのではないでしょうか。
この先あり得る最悪の事態は、テスラとスペースXが中国に行ってしまうこと。まさかマスク氏もそこまではやらないと思いますけど、トランプ憎しとなったり、中国が巨額の資金を提供したり致しますと、全くない話ではない。
今日の世界を見渡しますと、中国に代わってこれら企業を受け入れることができるのは日本くらいしかないのではないでしょうか。政府が資金を準備して、トヨタがテスラとスペースXを受け入れる。この可能性は、検討しておく必要がありそうです。
トヨタは以前、テスラに種々の技術指導を行っておりましたから、同社の内部事情を熟知した人もかなりの数おられるのではないかと思います。これらの方が中心になれば、テスラの受け入れ作業も、スムーズに運ぶのではないでしょうか。
但し、現状ではテスラの時価総額は高すぎる。ここは、トランプ氏に大いに頑張ってもらって、テスラの企業価値を大いに損ねていただくことが肝要かと思います。それまでは、テスラ買収の可能性は極秘にすること。このコメントも、本来は内緒にしたいところ。まあ、トランプさんがこんなところを覗いているとも思えませんけど。
ganbaer