アゴラ編集部の6/11付けアゴラ記事「マスク氏、トランプ大統領への挑発投稿を『後悔してる』と態度を一変」へのコメントです。
易経の「君子豹変」は悪い意味ではないのですが、現代米国の評論家はこれを「チキン」というのですね。つまり、TACOに続いてMACOが登場しております。なんか、カワイラシイ呼び名ですね。絵本になりそうですけど。
こうなりますと敵失がチャラになりそうで、世界のEV関係者のため息が聞こえてきそうな展開ですが、マスク氏も多くの従業員と利益を共有する企業を率いる者、あまり我を通すわけにもいかない。君子豹変は極めて妥当な選択でしょう。
トランプ氏の「相互関税5割引き」も、どうやら90日の発動期限を伸ばす様子。だんだんと、訳の分からない、先の読みにくい状況になっております。
不確実性は、市場にとってはマイナスなのですが、日本の政治家・官僚にとってはお手の物であるようにも思えます。つまり、よくわからない展開、曖昧模糊とした状況が得意な人たちですから、ここは良い方向に動くことを期待して身を縮めていたいところです。
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