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士は己を知る者の為に死すダヨ

アゴラ編集部の6/30付けアゴラ記事「梅村みずほ氏、参政党から出馬:維新離党後に自民・国民にも接触」へのコメントです。


維新で6年間活動してきた梅村氏が、公認を得られなかったことをきっかけに離党し、参政党からの出馬を決めたことに対して「どこの政党でも良かったのでは」といった批判もあります。

己の主義主張に合う政党なら「どこの政党でも良い」ということでしょう。その政党が己を信任しないというなら、他の己に合った政党を選ぶまで。「士は己を知る者のために死す」です。梅村さんは男の子じゃないですけど、今の時代、そんなことはどうでもよいことなのですね。それにそもそも、被選挙権は、憲法にも定められた、基本的人権のひとつなのですね。

基本的な方向性として、維新と参政党は極めて近いのではないかと思います。また、参政党と小池百合子氏の都民ファーストの会も非常に近く、小池百合子氏は自民党に戻っても不思議はない。まあ、都連との不仲が障害なのでしょう。そしてさらに、小池百合子氏と旧民主党は、一時は統合しようとしたこともあり、その流れをくむのが今日の国民民主党です。

と、いうことは、維新、参政党、自民党、国民民主党は、(そして東京都においては都民ファーストの会も、)政治的な立場がそうそう異なるものではない、ということですね。だから後は、こまごました政策に対する意見の一致不一致で動いても良いし、人間関係で動くことだってあり得るでしょう。

それにしても、維新はちょっとまずいですね。参政党が怪しげなどと言っておりますと、維新はもっと怪しげに思われてしまうのではないでしょうか。今の支持率を見ますと、泡沫政党が参政党であるのか、維新であるのかというと、後者であると考える人の方が多くなってしまっているかもしれません。大丈夫でしょうか。

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