池田信夫氏の7/21付けアゴラ記事「石破おろしの『40日抗争』は始まるか」へのコメントです。
問題は石破総裁に代わる候補がいるかどうかだ。今のところ高市早苗氏が手を上げているが、予備選を省略して総裁選をやるとなると、派閥の支持の厚い候補が有利になる。
麻生氏や岸田氏などの主流派が推すのは、林芳正氏や茂木敏充氏あたりだろう。それでもまとまらなければ、岸田続投もあるかもしれない。
参院選の敗北責任を取って石破氏が総裁を辞任する場合、同じく石破政権で責任のあるポストにいた林芳正氏や茂木敏充氏が後任になるというのは筋が通らないのではないでしょうか。いずれは彼らが総裁になるとしても、ここはいったん別の人が総裁を務めるべきであるように思われます。
その場合は、高市氏か岸田氏ということになる。選挙前なら小泉総裁は大いに魅力的だったのですが、こうなってしまいますと、問題山積のこの難しい時期に、小泉氏には総裁のポストは少々荷が重すぎるような気がいたします。
高市氏が総裁となり、次期総理となった場合、参政党とはウマが合い、かなりの部分で協力がいただけるのではないでしょうか。また、トランプ氏に対して、真の敵は中国との見方で一致すれば、関税の問題も和らぎそうな気がいたします。
一方、岸田2.0内閣の場合、国民民主党が協力してくれるのではないかと思います。玉木氏が協力したくないと言っているのは「石破内閣」であり、他の人が総理になるならこの条件は外れるのですね。いかがなりますか、まあ、8月中には何らかの形が見えてくるのではないかと思いますよ。