八幡和郎氏の8/28付けアゴラ記事「自公維連立、こうすれば実現し政局は安定する」へのコメントです。
政局安定化のためには、維新、国民民主、参政党のいずれかと組むことが望ましく、参政党は右過ぎ、国民民主は左過ぎとなりますと、維新がまずは妥当なところ、八幡氏のおっしゃる通りです。
ただ問題は、石破総理でそれができるか、という点。国民民主と組むならともかく、石破総理で維新と組むことは相当に難しいのではないでしょうか。選挙区や大臣ポストの配分くらいなら石破氏でも十分できると思いますが、細かな政策の調整がこの方にできるようには、とても思えないのですね。
一方、石破降しの動きは、どうやらとん挫する方向に見えます。そうなりますと、政局安定化のためには、石破降し第二幕を始める必要がある。ここは、総裁選実施に係る投票が不成立となった場合に、幹事長、官房長官が辞任し、石破政権を内側からとん挫させるといった作戦も必要になるかもしれません。
とはいえ、先ほどの読売新聞からのネットニュースによりますと、「神田潤一法務政務官が辞職した上で賛成する可能性を表明するなど、政府内でも賛同に向けた動きが広がっている」ということで、これが広がりますと総裁選前倒しということになります。まあ、最近ポカの多い読売、というところがナニですが。https://news.yahoo.co.jp/articles/08696e250a4563141db0ad0b2be584db4a4bb130
こうなってまいりますと、幹事長らの早期辞任から、一気に前倒し派絶対多数という展開もあるかもしれませんね。何しろ記名式ですから、多くの議員が勝ち馬に乗ろうとするはず。政局も、残暑が厳しそうで、目が離せなくなってまいりました。