池田信夫氏の10/10付けアゴラ記事「公明党が連立離脱:『チキンゲーム』は最悪の結果に」へのコメントです。
公明党の斎藤代表は、自民党との高市総裁との会談で、連立からの離脱を通告した。車が道路の両方から1本の道を走ると衝突するチキンゲームの結果は、最悪の結果に終わった。臨時国会の首班指名では「斎藤」と書くという。
「玉木」と書かないなら上等の部類ではないでしょうか。公明党とはいずれ決別すべきでした。良い頃合いだと思いますよ。
公明党が勘違いしていることは、「新聞世論」とでもいうべき、新聞やテレビが伝えている国民の声(世論)が、必ずしも国民全体を代表するものではない、ということです。
主義主張を右から左に並べると、真ん中付近にピークがあり、このピーク部分「中道」を主張すれば選挙で勝てる。これが普通の考えですが、中道路線の公明党は退潮気味だし新聞世論に近い石破政権の支持率は低くて、選挙をやれば負ける。結局のところ、新聞世論というものは、中道ではなく、相当に左寄りだ、ということでしょう。
だから、国民の支持を得ようと思えば、少々右側に路線変更しなくてはいけない。現在高市総裁の歩んでいる道は、おそらくはベストの道。トランプ氏がここにきて中国に厳しい態度を取り出した裏にも、高市総裁誕生があるのかもしれません。チキンゲームでも、ぶつかった相手を弾き飛ばす、これが最適解ではないかな?