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党内野党と政権内野党と離れて

尾藤克之氏の10/15付けアゴラ記事「公明党離脱で自民は終わり?いや、待てよ…」へのコメントです。


だが(ここからが本題)、じゃあ今まで自民に入れなかった保守票はどこに行ってたんだ? 棄権、もしくは維新、国民民主、参政党。公明とベッタリの自民に嫌気がさして、投票所に行かなかった層は山ほどある。

高市早苗——好き嫌いは分かれる。靖国参拝、防衛費増強。タカ派の象徴だ。でも、だからこそ。公明の制約から解放された高市なら、保守層は戻ってくる可能性が高い。

石破総裁の下、国政選挙と都議会議員選挙で3連敗しているのですが、果たしてその理由は「裏金議員」のせいなのでしょうか。確かに新聞やテレビの評論では、そのような主張が多いのですが、実際のところは「石破嫌い」の要素が多かったのではないでしょうか。そして、石破氏の容姿・振舞を嫌う人もいたとは思いますが、党内野党的な石破氏の基本的考え方が嫌われた可能性も高いのですね。

ここにきて、石破氏という党内野党が高市氏に交替し、公明党という政権内野党が連立を解消する。これ、ひょっとすると、自民党は大化けするのではないでしょうか。「ただちに解散せよ」との声が一部に強いのも、これを期待しているのではないかと思いますよ。

まあ、実際には、何をするかもわからないうちに解散というのは、乱暴に過ぎると思います。でも、一応の方向性が見えた段階で、国民に信を問う。これは、全然間違ったことではなく、その結果にも、大いに期待が持てる。そんな世界が、私の水晶玉の中には見えるのですが。

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