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テロはそれ自体否定されるべき

茶請け氏の10/28付けアゴラ記事「テロリストを英雄扱いする毎日新聞という民主主義の敵」へのコメントです。


これはちょっとまずい。

本当の日本国民の敵は戦後何十年と民主主義を歪め続けてきたオールドメディア、マスゴミ側なのですけどね。

目立つ人物を殺して有名になりたいという、頭のおかしな人は、いつの時代でも存在します。岸田総理(当時)を狙った人もそうだったでしょうし、古くはジョン・レノンを殺して歴史に名を残したいと考えた人もいる。この手の事件では、相手はお構いなし。相手が有名人でなくても、大勢の人を殺せば、同様の目的は果たされてしまうのですね。

これは、犯人の頭がおかしいからというしかなく、マスコミがどうこうできるものではない。警備体制をしっかりするしかありません。一方、政治的なテロは、社会的な評価がその発生を防ぐこともできる。こちらがさしあたり報道の際に気を付けなくてはいけない問題となるのでしょう。

ところで、己の人生を賭けて行うテロリズムは、大義名分がなくてはとてもできないのですけど、今更共産主義革命などあり得ない一方で、日本という国家や日本民族の尊厳は常に大義となりえる。つまり、左翼によるテロよりも、右翼によるテロの方がよほど恐ろしいのではないでしょうか。朝日新聞を襲った赤報隊みたいな事件ですね。

そういえば、公明党だって十分天誅の対象になりえることに気配りしなくてはいけません。斎藤代表が中国大使の意を受けて高市首相誕生を妨害しようとしたという説が流れておりますが、一国の総理選定に外国政府の意を反映させるなどとんでもない話。特にそれが中国の場合に極右の人がどう思うか考えなくてはいけません。この手のうわさが流れた時点で、警備体制を強化しなくてはいけない。新聞も、テロリストを賛美するなど、己の身に危害が降りかかる原因となることに、気を付けなくてはいけません。https://coki.jp/article/column/60748/


他の方のコメントに返信を入れました。

岩崎 徹也

毎日新聞の件については興味はありませんが、山上被告をテロリストと呼ぶのは間違い、ただの殺人犯です。

山上被告は、「母親が宗教団体(旧統一教会)にのめり込み、家庭が崩壊した。その宗教団体に影響力を持っていると思った安倍氏を狙った。」と動機をのべています。旧統一教会に影響力を持つ有名人だったら誰でもよかったのでしょう。

国際的・法的には、テロリズムは、「政治的・宗教的・思想的な目的のために、無差別に一般市民に恐怖を与える暴力行為」(例:国連安保理決議1566、EUテロ指令など)と定義されます。

山上被告に政治的・宗教的イデオロギーを主張する意図はなく、国家体制や政策の転覆を狙ったわけでもなく、個人的復讐(宗教団体への恨み)による特定人物への攻撃でした。よって、テロリズムの定義(政治・宗教目的による社会的恐怖の拡散)には当てはまりません。秋葉原無差別殺傷事件や京アニ放火事件と同様の私怨による殺人事件です


瀬尾 雄三

本件は、怨恨を動機とする殺人事件ではありますが、結果的に、我が国の大手メディアに根強かった反安倍思想をあおり、反統一教会キャンペーンへとつながっております。

この経緯を見れば、本件は立派なテロ事件であり、しかも大成功したテロであったといえるでしょう。

この結果が「たまたま」であったか、犯人が当初から意図したものであったかは不明ですが、もしそれが意図したものであったなら、犯人はほとんど天才的テロリストであるともいえるでしょう。

このような事件の推移や背景を詳しく報道することは、模倣犯を量産する結果へともつながりません。欧州で収監されたテロリストの多くが小説「ジャッカルの日」の差し入れを希望するといわれております。優れたテロリストにあこがれる人が多いという現実が、確かに存在するのですね。

かつて、若者の自殺報道を控えたこともあります。この手の経緯や背景を詳しく伝えることは、悩めるものに同じ道を歩ませかねない。テロも同様だし、社会的害悪という意味では、テロは自殺と比較にならないくらい重大です。いくら「安倍憎し」が新聞社の心情であったとしても、良識だけは失わないようにしたいものです。